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恋愛依存と不倫と魂からの関係と/Romantic Obsession, Illicit Love, and Soul Connections


▼English text is below.


ほんの少しですが、海外からもブログ(稚拙ですが)を読んでもらえるようになって来ました。アメリカの方々が一番多く、他はロシア、インド、ドイツ、スイス、フランスなどからです。


ところで、新たなエネルギーの流れが始まり、中には恋愛のしらべが訪れる人もいるように感じます。それはどなたでしょうか?私のお客様は30代後半〜50代の女性が殆どなので、もう恋愛は結構よという方が多いと思いますが、今日は恋愛の話です。


30代後半の頃の私は、とある企業の社員でしたが、「あの人、霊能力があって、何か視えるらしいよ」という噂が密かに広まり、社内の他部署の社員から悩み相談の依頼を持ちかけられることが多かったです。知らない人から「◯◯部の**さんから紹介されました」と言って社内メールが来たりもしました。(もちろんその後のやり取りは個人メールでしたが)同じ社内にとどまらず、子会社の社員さんまでもが悩みを相談して来るほど、結構たくさんの相談に乗って来ました。


かなり深い悩みや、人生を左右するような重大な内容を打ち明けられることも多かったです。そんな感じだったからか、恋愛で悩んでいる同じ部署の女性が、感情的につらい状態になったのか、日曜日の朝早くから私の携帯電話にかけて来ることもありました。


当時の私は、「うー、休日の朝早くから電話もらうほど仲良いわけじゃないのにな」と少し疎ましく思っていたのですが、あれから何十年経った今も、その女性とは細く長く繋がっています。彼女の人生の流れをずっと見させてもらったような感じなので、今ではその貴重な体験をさせてもらったことに感謝しています。


他にも、当時よく相談を受けていた別の同僚だった女性たちとは今では親友です。みんな、私が今の仕事を始めてからは、他のお客様と同じように有料でセッションを受けに来てくれていますし、彼女たちがこれまでの人生の中で出会った色々な方々を紹介してくれます。面白いですね。ちなみに「友達価格」などというものはありません。他のお客様と同じ料金をいただいていますし、そうすることに快諾してくれています。友達でも通常料金をいただかないと、いつもセッションを受けてくださるお客様に失礼ですからね。


当時は30代だったこともあり、恋愛や結婚、出産、子育て、キャリアに関する相談事が多かったです。周りの人々が結婚してあまり時間が経っていない時期だったせいか、パートナーシップに関する悩みごとが皆無だったのと、会社勤めの正社員ばかりだったためか、事業経営に関する相談はありませんでした。この2つの相談事は40代手前で増えて行きました。


恋愛、結婚、出産、子育ての相談が同じくらいあって、特に恋愛と結婚に関する相談ごとはさまざまでした。同僚だったとある女性Aさんは、新しい彼氏が出来ても、暫くすると同じような内容で悩んでいました。今の仕事を始めてからも、たくさんの恋愛相談に乗って来ましたが、この同僚だったAさんと同じような状態の女性もまあまあ多かったです。Aさんのパターンで言えば、心から相手に恋をしているのではなくて、実は「恋愛そのものをしたいだけ」つまり、恋に恋しているという状態でした。恋愛依存の状態です。


特定の食べ物が美味しいということを知ってしまったら、また食べたくなってしまうのと同じように、恋愛の甘い味を知ってしまったら、また恋愛に浸りたくなってしまう…というような感じです。本人は相手のことを好きだと思っているようですが、実はそれは「思い込み」なのです。衝撃的ですが、よーくよく自分の心を探ってみると、それがお分かりいただけるかと思います。ある程度の異性の好みのタイプというのはあると思いますが、そこから大幅にズレていない範囲であれば、実をいうと、自分に甘い夢を見させてくれる人であれば誰でも良いのです。


その証拠に、恋愛に恋している人の場合、相手に対して要求が多いです。本当に相手のことを好きなわけではないので、つい相手に対して「条件付きの愛」を提示する頻度が高くなりがちだからです。相手の言うことを全て無条件に受け入れるのではなく「あなたが◯ ◯してくれたら、私も◯ ◯してあげる」という姿勢が必要な場合もありますが、最初からずっとその姿勢であれば、相手も圧を感じるでしょうし、関係をスムーズに築いていくのはちょっと難しいかもしれません。


恋愛によって甘い夢を見たいだけの人は、相手のことが好きなのではなく、その体験がしたいだけなので、相手に対して恋愛特有の甘い体験をさせて欲しいという要求でいっぱいなのです。その体験をしたいという願望を持つのは個人の自由ですが、それで恋愛が上手くいかなくて悩んでいるという場合は、少し頭を冷やして考えてみることをお勧めします。


そして、このようなタイプの人に限って、次々と恋愛対象を引き寄せます。無意識から恋愛を求めているので、非常にモテます。即席的に付き合ったり、別れたり、ということを、相手を変えて繰り返す人もいます。ですが、そのような人は、相手との信頼関係や絆を築いていくために、どうしたら良いのか分からないでいる人が殆どです。


恋に恋している人が無意識の領域から恋愛を次々引き寄せるのが上手で、とてもモテるというところまでは、なかなか恋愛相手を引き寄せられないと悩む人には参考になる部分もありますが、恋愛対象を引き寄せるも、どういうわけか、その相手も「自分と信頼関係を築いてくれようとしない人」だったり「絆を深めようとしてくれない人」であることが殆どなのです。信頼関係を築く、絆を深めるプロセスが分からない同士が繋がってしまうのです。不思議だと思うでしょうが、双方が発しているエネルギーを霊視すると、殆どの場合、彼らは同じような質のエネルギーで繋がっているのです。


ですので、恋愛で信頼関係を構築できなかったり、絆を深めることができないでいる恋愛関係に陥ってしまいがちの人は、すぐに相手と付き合うということをやめてみるのがお勧めです。友人として時間をかけて交流し、相手と自分の様子を見るのです。性欲が優って相手と即フィジカルな関係になってしまう人もいるかもしれません。性欲はホルモンが司っているということもあり、人によっては我慢が出来ないこともあるかもしれません。でも、恋愛に依存しがちな人は、ちょっとの間、立ち止まっておく方が良いと思います。


会社員時代に私のところへ相談しに来た人の中には、彼氏を一緒に連れて来た女性Bさんがいました。その彼氏というのは既婚者で、奥さんとの離婚調停中でしたが、奥さんが離婚に応じてくれず、何度も裁判所に出向いているという状況でした。離婚してBさんと一緒に暮らすのだと言っていました。その男性からは「いつ離婚に応じてくれますかね?」という質問を受けましたが、「3年、下手したら5年くらいの長い時間がかかりそうだ」と伝えたのをはっきりと覚えています。


奥さんがなかなか離婚に応じてくれない状況だからこそ、離婚に応じてくれるかどうかについて質問したくなってしまう気持ちもよく理解できますが、もしも私がBさんの立場だったら、霊能者にそんなことを訊ねる男性は嫌ですね(笑)それから3年くらいが経った頃にBさんは会社をやめてしまったので、結局、Bさんの彼氏が離婚したのかどうかは不明ですが、少なくとも3年は離婚が成立しませんでした。


基本的に不倫は勧めませんが、魂レベルでの繋がりの人が現れた時に、どちらかが、または両者が既婚者だったというケースはあると思いますし、そのようなケースも結構見て来ました。それで、魂の繋がりが強い人同士の場合、驚くほど簡単にスムーズに離婚が成立し、再婚にまで至ってしまうのです。何年もごちゃごちゃしたりしません。仮に本人たちがごちゃごちゃしようと試みたとしても、そんな間も無くことは自動的に進んで行きます。ということで、離婚したいけれどなかなかその手続きが進まない、というような場合は、両者の魂の絆は離婚してまで一緒になるような強いものでも無いということになります。


そして、既婚者の男性とお付き合いをしていて、「私の結婚相手は現れますか?」などと聞いて来た別の女性も何人かいましたが、そういう既婚男性と付き合っている時というのは、多くの場合、結婚相手や恋愛相手となる独身男性(女性)を遠ざけています。これはオーラを見ていて感じたことで、その原因ははっきりと分かりませんが、エネルギーを見るに、既婚者であるお相手に対してフォーカスしすぎているため、他の男性(女性)が惹きつけられて来る余地がないのでしょう。既婚者が恋愛相手だった場合、自由にいつでも会えるわけではなかったり、制約が多い中で、余程の割り切れていない限り、休日などにお相手のことを思い浮かべながら「あの人、今日なんかは家族サービスをしているんだろうな」などと考えがちなのだと思います。そんなことを考えれば考えるほど、フォーカスが行ってしまっているわけです。この時、ちょっとではなく、かなりのエネルギーがそのお相手のところに注がれています。他の男性との出会いを引き寄せるエネルギーなんて余っていないくらいにです。これも、不倫をしている独身女性たちのオーラを見て来て思ったことですが、きっとこれが、他の独身の人を遠ざける原因となっているのではないかと思いました。


当時やっていた習い事で出会った女性Cさん(独身)が、不倫相手の男性のことを「お兄ちゃんみたいで、一緒にいて心地良くて離れられないの」と言っていましたが、私はその後、Cさんと同じように不倫関係にある何人かの女性からも、全く同じ言葉を耳にしました。「お兄ちゃん的(きょうだい的)な感じの心地良い存在」というのは、そのお相手じゃなくとも良いはず。人によってそのような相性があるのは確かですが、きっと他にも同じように「お兄ちゃん的(きょうだい的)な感じの心地良い存在」の人はいるはずです。これは単なる「人が持つ心理」のひとつであって、魂レベルの絆ではありません。ですので、乱暴な言い方をすれば、わざわざ既婚者と付き合わなくてもいいはずなのです。


ところが、わざわざ既婚者と付き合う必要がないと言っても、この世の中には「カルマの関係」というのも存在します。カルマのある関係を持つ人は、不倫という関係に自然に引き込まれて行きます。そして、そこに登場する人物である、例えば不倫相手に該当する人と、既婚男性とその奥さん(または既婚女性と旦那さんという場合もある)のそれぞれが、魂レベルで何か理解しなければならないことがある場合、そこに到達するまでごちゃごちゃし続けます。その関係の中で理解しなければならないものについては、それぞれの人によって異なります。


国が変われば一夫多妻制で、不倫もへったくれもないように思えますが、その人がなぜ一夫一妻制の国に、「今という時代」に生まれたのか?ということにも魂レベルでの意味がありますので、開き直ることない姿勢でいた方が魂の学びのためになります。


女性は生殖的な意味でのリミットというものがありますので、既婚者が男性だった場合、心を鬼にしてでも女性を切り離して欲しいなどと思ってしまいます。そうでなければ、勝手だなと思います。「結婚してオッサンになったと思ったけれど、俺もまだまだイイ男でいられる」などと個人的なくだらない(クソみたいな)願望にこだわってないで、女性のことを考えてあげて欲しいと、今までに何度思ったことか。もっとも、それは女性側が結婚や出産を望むならばですけど。


50代後半や60代などになって、既婚の人と寄り添うように関係を続けている人も何人かいました。元々は不倫の恋愛関係というところから始まったのですが、性ホルモンの衰えもあったのか、いつしか性的な関係もなくなり「いつもそばにいるよ」的な関係に発展していったのです。つまり、心で繋がっている関係です。男性と女性が互いのことを好きだと認識してしまうと、どうしても性的な関係に発展しやすいのは仕方ありません。人間も動物ですから。ですが、このような関係の方々のオーラを見たとき「もしかしたらこの人たちは、性的な関係にならなくても良かったのかもしれないな。間違って性的な関係になっちゃったのかも?」と、たびたび思ったりもしました。でも、結果的には、人生の中で寄り添える人が1人でも増えたという事は喜ばしいことだと思いました。


人との関係は非常に興味深いですね。会社員時代、さらに遡れば高校生の頃から、さまざまな人々からの相談を受けることで、さまざまな人間関係について垣間見させていただきました。性格上、それを深淵な言葉で紡ぐことは出来ませんが、基本的には全ての人が笑顔でいられる人間関係を築いていけるよう願っています。


END


A new wave of energy seems to be flowing in, and for some, it feels like the melody of romance is approaching. Who might that be? Most of my clients are women in their late 30s to 50s, and many might think, "I'm done with romance." But today, let's talk about love.​


Back in my late 30s, I was working at a company. Rumors quietly spread that I had some spiritual abilities and could "see things." Employees from other departments often approached me for advice. Sometimes, I'd receive internal emails from people I didn't know, saying they were referred by someone from a specific department. (Of course, subsequent communications were through personal email.) Even employees from subsidiaries came to me with their concerns.​

I was often confided in about deep worries and significant life decisions. Perhaps because of this, a woman from my department, distressed over a romantic issue, would sometimes call my cell phone early on Sunday mornings.​


At the time, I felt a bit overwhelmed, thinking, "We're not that close to be receiving calls this early on my day off." But decades later, we still keep in touch. Having witnessed the flow of her life, I'm now grateful for that valuable experience.​


Other female colleagues who frequently sought my advice back then have become close friends. Since I started my current work, they come to me for paid sessions, just like any other client, and they also introduce me to various people they've met throughout their lives. It's quite fascinating. By the way, there's no such thing as a "friend discount." They pay the same rates as other clients, and they fully understand and agree with this. Charging friends the regular fee ensures fairness to other clients who regularly attend sessions.​


In my 30s, many consultations revolved around romance, marriage, childbirth, parenting, and careers. Perhaps because many around me had recently married, there were few concerns about partnerships. Also, since most were full-time employees, there were no consultations about running a business. These two topics began to increase as people approached their 40s.​


There were as many consultations about romance, marriage, childbirth, and parenting, with particularly diverse concerns about love and marriage. One colleague, whom I'll call Ms. A, would find a new boyfriend but soon face similar issues. Even after I started my current work, I've encountered many women in similar situations. In Ms. A's case, she wasn't truly in love with the person but was more in love with the idea of being in love—a state of romantic dependency.​

Just like craving a delicious food once you've tasted it, once someone experiences the sweetness of romance, they yearn to immerse themselves in it again. They believe they're in love with the person, but it's actually a misconception. It's shocking, but if you deeply explore your heart, you'll understand. While everyone has a type, as long as it's within a reasonable range, anyone who lets them indulge in sweet dreams will do.​


Those who are in love with love tend to have many demands on their partners. Since they don't truly love the person, they often present conditional love, like "If you do this, I'll do that." While sometimes such an approach is necessary, if it's constant from the start, the partner might feel pressured, making it challenging to build a smooth relationship.​


People who just want to experience the sweetness of romance don't love the person but desire the experience itself. It's their freedom to have such desires, but if they're struggling because their relationships aren't going well, it's advisable to take a step back and reflect.​


Interestingly, such individuals often attract one romantic partner after another. Since they unconsciously seek romance, they become quite popular. Some repeatedly enter and exit relationships with different partners. However, most of them don't know how to build trust or deepen bonds with their partners.


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