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あなたは人について学んでいるのかもしれません

2025年3月17日
読了時間: 18分

更新日:7月26日


2月も北海道へ行って来ました。知床半島(ウトロ)で流氷を見て来ました。トップページはその時の写真です。隙間もないほどギッチギチに流氷が来ていて、波が立たず、静かな海を体験して来ましたが、私が行く数日前までは、流氷が全くなかったんですよね。なので、とてもラッキーでした。網走でのサンセットクルーズ(流氷を砕きながら進む船)では、寒さに耐えられず船内に逃げ込む人々が大多数でしたが、大雪山でマイナス16度を体験した時のことを教訓にしていたため、120%流氷の海を楽しみました。


今日も、まとまりのない文章を思うままに書いています。今日は人間関係、特に職場の人間関係について焦点を当てています。


自分が経営する会社の従業員たちの関係が拗れているとか、職場の人々との関係が上手くいかないというようなお話を、時々耳にすることがあります。特に、職場の人間関係についてのお悩みは多いかもしれません。


そういった人間関係の悩みの内容は様々ですので、ひとまとめにして語ることは難しいのですが、どのみち、少しずつ信頼関係を築いていくことがとても大切です。そして、それは何もしなくても自然に出来上がるものではなく、ある程度は意識的に築いていく必要があります。


職場というのは、仕事をする場所です。仕事をして、お金や何らかの利益を得るために人が集まって来ている場です。友達や恋人や家族との信頼関係とは、目的も深さのレベルも異なりますので、まずはその事を前提にした信頼関係を築いて行こうとする方が良いでしょう。

職場で必要な信頼関係とは、心の奥深くまで理解し合うことではありません。必要な仕事をきちんとすること、約束したことを守ること、何かあれば伝えること、相手の領域へむやみに入り込まないこと。そのような日々の振る舞いによって、「この人とは安心して仕事が出来る」と感じられる関係が少しずつ出来上がって行きます。


この信頼関係というのは、あくまでも、職場で一緒に過ごして行く上での信頼関係です。他の人々の個人的な領域にまで首を突っ込む必要は全くありません。むしろ、関係がまだ出来上がっていない段階で、いきなりそのような事はしない方がいいと思います。


相手が話していないことを無理に聞き出そうとしたり、必要以上に私生活へ入り込んだり、自分の価値観を押しつけたりすれば、それは信頼を築くどころか、相手を遠ざけることになります。


信頼関係は、日々共に仕事時間を過ごす中で、相手と自分の、互いの振る舞いが積み重ねられて出来上がって行きます。何か特別なことをしなければならないわけではありません。挨拶をする、必要なことを伝える、手伝ってもらったら感謝する、相手が忙しそうなら少し待つ。そうした小さな行動の積み重ねです。節度が必要です。


ところで、職場にもオーラというものがあって、その場所独特の波動を発しています。

会社へ入った瞬間に、何となく明るいと感じる場所もあれば、理由は分からないけれども、重く感じる場所もあります。同じ会社であっても、部署によって空気が全く違うこともあるでしょう。ある人がいる時といない時で、場の雰囲気が変わることもあります。私は、このようなものを、その会社や部署が持つエネルギーフィールドとして捉えています。


その会社の経営者がどのような意識を持ち、どのような状態で会社を動かしているかによって、会社全体の波動は大きく変わります。経営者が発する波動は、その会社の中心にあるものです。経営者が人を信用しているのか、常に疑っているのか。穏やかに物事を見ているのか、いつも苛立っているのか。利益だけを追い求めているのか、そこで働く人々のことも考えているのか。そうした意識は、言葉にしなくても、会社全体へ広がって行きます。


そして、その波動によって人々が引き寄せられて来ます。経営者の考え方や会社の空気に合う人が集まり、その人々が働くことによって、さらにその会社のエネルギーフィールドが強化されて行きます。最初は一人の経営者から始まった会社であっても、人が増えれば、その一人一人が発するエネルギーが加わります。穏やかな人が多く集まれば、場は穏やかになります。競争心の強い人が多く集まれば、張りつめた空気が生まれることもあるでしょう。


会社というものは、建物や制度だけで成り立っているのではありません。そこにいる人々の意識や感情が重なり合って、一つの場を作っています。


会社の規模によっては、部署ごとにその波動が異なっていることもあります。ある部署は協力し合う空気があり、別の部署は人々が互いに警戒している。ある部署は明るく、自然に会話が生まれるのに、別の部署では誰も余計なことを話さない。同じ会社の中にありながら、部署ごとに全く違うエネルギーフィールドが形成されることもあるのです。


その会社や部署のエネルギーフィールドに、自分の波動が合わないと感じる人もいるでしょう。どうしても居心地が悪い、理由は分からないけれども疲れる、そこへ行くだけで気持ちが重くなる。そのような状態が続けば、会社を辞めることもあります。


もちろん、職場を辞める理由は波動だけではありません。仕事内容や待遇、通勤、生活上の事情など、現実的な理由もあります。しかし、それらとは別に、「この場所にはどうしても馴染めない」と感じることもあるでしょう。それは、その人と場のエネルギーが噛み合っていないということなのかもしれません。


その会社、その部署にいるという事は、そこにいる人々と、エネルギー的にどこかで繋がり合っているということです。互いのエネルギーの質が似通っている時に繋がることもありますし、磁石のS極とN極が引き合うように、全く違う性質同士が引き合うこともあります。

明るい人と静かな人が組み合わさる。勢いのある人と慎重な人が組み合わさる。前へ進める人と、細かいところへ気づく人が組み合わさる。


性質が違うからこそ、互いに足りないものを補い合えることもあります。しかし、違いが上手く噛み合わなければ、互いに苛立ちを感じることもあるでしょう。だから、「この会社は変な人ばかり」と、同じ職場で一緒に働いている他者だけを批判して終わることは出来ないと思います。


その会社にいる以上、自分もその場のエネルギーフィールドと全く無関係ではありません。自分も毎日、何らかの波動をその場へ加えています。周囲の人々を批判しながら、自分だけはその場へ何の影響も与えていないと考えるのは、少し違うのではないでしょうか。


自分が不機嫌な態度を取れば、その空気は周囲へ広がります。誰かを見下せば、それは言葉にしなくても場へ加わります。反対に、誰かへ感謝したり、穏やかに話したり、必要な時に助けたりすれば、その波動も場へ加わって行きます。会社のエネルギーフィールドは、経営者だけが作っているわけではありません。そこにいる一人一人が、毎日の振る舞いによって作り続けています。


職を転々としている人もいるでしょう。波動が合わない場所へ続けて出向いてしまっている場合もあるかもしれませんし、自分自身が変化の途中にいて、一つの場所へ定着しにくい場合もあるかもしれません。もちろん、他にも様々な理由があると思います。


ひとまず、理由はどうであれ、職を転々としている事や、そうしている自分に対して、必要以上の批判をしない事です。転々としても、採用してくれる場所があることに感謝する方が前向きです。職を転々とすることによって、自分にはどのような場が合うのか、どのような空気の中では力を発揮出来ないのかを学んでいる場合もあるのですから。その経験が、後になって自分に合う場所を見つけるための材料になることもあります。


人が多く集まれば集まるほど、より多くの個性と出会うことになります。当たり前ですが、それは職場の規模にも当てはまります。世の中、本当に色々な人がいるものですよね。


穏やかで善良でマナーの良い人ばかりではありません。世の中の大半の人々が「常識である」と認識しているような事から、大きく外れたことをする人もいるでしょう。マナーの良くない人がいたり、明らかに理不尽だと思うようなことをしてくる人がいたり、年齢や性別や立場にかかわらず、意地悪をしてくる人なんかもいるかもしれません。そのような人に対しては、時には毅然とした態度でいる必要もあるでしょう。何をされても我慢することや、相手に合わせ続けることが、調和ではありません。嫌なことは嫌だと伝えることも必要ですし、距離を取った方が良い場合もあります。自分を守ることと、人との信頼関係を築くことは矛盾しません。


意地悪する、されるについてはさておき、時々、職場の人々と信頼関係が構築されていない事が原因で苦しんでいる人を見かける事があります。これまでにも何人かの方から、そのような悩みを耳にしました。信頼関係といっても、職場における程度のものです。普段から、職務の中で節度と相手を思いやる意識を持って職場の人々と接していれば、自然に出来上がって行くようなものです。


基本的には、何かをわざわざしてあげる必要などありません。「節度と相手を思いやる意識って何?」と思うでしょうか例えになるか分かりませんが、昼に同僚や先輩や上司などと一緒に食事をしている最中に、相手に対し、ずっと仕事について質問攻めにしたりするというのは、思いやりや気遣いが皆無な状態です。


質問する側は、答えて欲しいから質問するわけでしょ?それを受ける側が、次々投げられる質問に全て答えていたら、食べる暇がないじゃないですか。質問する側は、自分が聞きたいということだけに意識が向いていて、相手が今どのような状態なのかを見ていません。相手は今、食事をしている。少し休みたいのかもしれない。静かに過ごしたいのかもしれない。


そこへ少し想像力を働かせれば、今質問して良いのか、それとも後にした方が良いのか分かるはずです。


質問を投げかけられた人は、「今は食事中だから」とか「後で聞くから」などと伝えて、その場で質問を聞くことを拒否しても良いのです。その場ですぐに答えたいのなら、答えればいいと思います。


そして、このような事をされた人の大抵は、相手に対して、多かれ少なかれ不信感を持つ事でしょう。少なくとも、良い印象は持たないと思います。


人は、何を言われたかだけではなく、自分がどのように扱われたかを感じています。「自分の都合しか考えていない人なのだな」と思われれば、その印象は少しずつ関係の中へ残って行きます。このような、ちょっとしたところへも想像力を働かせて相手を気遣うことは、人と関わる上でとても大切なことです。もしかしたら、マナーのひとつとも言えるかもしれません。稚拙な例で申し訳ないですが、節度とか、思いやりとか、気遣いというのは、まあ、こんな感じのものです。


そもそも、信頼関係の前に、「相手との関係自体」が築かれていない状態だったりすることもあります。関係自体が築かれていない状態で、人間関係がスムーズにいかないのは当然です。そこに関係が成り立っていないのですから。


相手とほとんど会話をしたことがない。自分のことを何も伝えていない。相手についても何も知らない。それなのに、「分かってもらえない」「信用されていない」「避けられている」と感じている人もいます。しかし、まだ関係が始まっていないのであれば、相手もこちらのことを何も知らないのです。


当たり前のことを言いますが、そのような場合は、コミュニケーションを取るように心がけてください。多くを話す必要はありません。最初は天気の話をするだけでも良いです。

そこから相手を少し気遣うということも出来ると思います。


例えば、帰り際に大雨が降っていたら、「気をつけて帰ってくださいね」などと伝えてみるとか、そんな些細な事でもいいのです。コミュニケーションの最初の取っ掛かりなんて、そんなもんです。その短い一言によって、相手との間にあった硬い空気が少し緩むこともあります。


人と人との間には、目には見えない距離があります。何も言葉を交わさなければ、その距離は縮まりません。しかし、たった一言でも言葉を交わすことによって、互いの間に少しずつエネルギーの通り道が出来て行きます。


仕事について、相手から何かをしてもらったら、「職務なんだから当然」などとは思わずに、相手に感謝を伝えたり、「助かりました」と伝えるのです。天気の話や気遣いの言葉を伝えることを難しく感じるのならば、感謝だけでも伝えてください。「ありがとうございます」この、たった一言の言葉だけです。


相手の目を見て伝えるのが難しいと感じるのなら、会釈をつけて伝えればいいじゃないですか。文章ではなかなか伝わりづらいものがあるので、「助かりました」などと、もう一言付け加えても良いかもしれません。感謝というものは、ただ礼儀として言えばいいというものでもありません。


相手を過剰に褒めたり、気遣い過ぎたり、何度も感謝する必要はありませんが、何かを伝える時は、きちんと「心」を持って伝える事が大切です。いつも心に思っていることは、相手がサイキックでなくとも、実はある程度伝わっています。


心の中で相手を見下していたり、批判していれば、それは言葉の端々や、表情や、声の調子や、態度へ表れます。そして、その違和感は、オーラの波動となって相手へ伝わって行きます。口では丁寧なことを言っていても、心の中では馬鹿にしている。そのようなものは、意外と隠せないものです。何を言うかだけではなく、どのような心で相手へ接しているのかにも気をつけてくださいね。


そして、もしも関係を築くための行動をする事が出来ずに悩んでいるのであれば、少し想像力を働かせて、視点と思考を変える試みをしてください。何かの思い込みからの視点や思考が原因で、人々との関係を築くための行動を起こせずにいるのかもしれません。「自分は嫌われている」「相手は自分を見下している」「話しかけても迷惑に思われる」そのように最初から決めつけていれば、相手へ自然に近づくことは出来ません。


実は自分が見ている面は、全体のほんの小さな一部であって、実際は自分が思っているようなものでもない可能性も大いにあります。また、独りよがりの視点になっている可能性もあります。人は、自分が信じているものに合う部分ばかりを見ようとします。


相手が忙しくて返事をしなかっただけなのに、「やっぱり嫌われている」と思う。相手が疲れていただけなのに、「自分を見下している」と感じる。そのように、自分の中にある思い込みによって、相手の言葉や態度へ意味をつけてしまうことがあります。


独善的になっている人は思い込みが強い場合が多いですので、思い込みを発見したり、視点を変えることはスムーズではないかもしれません。しかし、そこをあえて、「他の見方もあるのではないか」と考えてみることで、良い方向へと意識が変化することもあるでしょう。


このような話をすると、「だって」「でも」と理由をつけて、「自分は悪くない、相手が悪い」「相手に変わってもらいたい」「視点を変えるのなんて嫌だ」と言わんばかりに、自分の思い込みに固執する人もいます。


もちろん、本当に相手の側に問題がある場合もあります。しかし、相手だけが変わるべきで、自分は何も変えたくないと考えている限り、自分に出来ることはほとんどなくなります。他人を完全に変えることは出来ません。


自分の視点や行動を変えることは、相手に負けることではありません。自分が動かせるものを動かして、自分のいる場のエネルギーを変えて行くということです。それでも嫌なら、そのままの苦しい状態で悩み続けていればいいんじゃないですか?変化したくない人を、こちらが無理に変えることは出来ません。言い訳する人のことまで、いつまでも相手にする暇はありませんので。


時々、人々との関係を築くための行動を起こさずして、周りの人々の批判ばかりをしている人や、まだ関係が築かれていない状態であるにもかかわらず、人の文句を言う人などもいます。このような姿勢に心当たりのある人は、今、自分がいる場所、立ち位置、ステイタスを確認してみてください。相手との関係はどんなものか、ちょっと考えてみてください。挨拶をする程度の関係なのか、仕事上の情報を交換する関係なのか、何度か助け合った関係なのか、個人的な話まで出来る関係なのか。


人間関係には段階があります。「実は、まだ、相手との関係が何も始まっていなかった」ということを、しっかりと認識しなければならない場合もあります。始まっていない関係に対して、「分かってくれない」「大切にしてくれない」と不満を持っても、相手からすれば、こちらを知るための材料がほとんどありません。


そして、もっと人について知って行きましょう。良くも悪くも、人というのは、自分が思っているようなものではないかもしれませんよ。職場だからといっても、人は人を「仕事が出来るかどうか」というところだけでは見ません。仕事だけ出来ていれば、職場の人々の信頼を得られるかというと、そうでもなかったりします。仕事が出来るということと、人々との関わりは別物です。仕事が出来ても、コミュニケーションを取るのが難しかったり、人への気遣いが出来なかったり、周囲の空気をいつも張りつめさせている人もいます。


反対に、仕事の出来は人並みであっても、周りの人々を気遣い、必要なことを伝え、調和を図る人もいます。多くの人は、ただ能力が高いだけの人よりも、一緒にいて安心して仕事が出来る人と働きたいと思うのではないでしょうか。もちろん、仕事の能力は必要です。しかし、その能力をどのような波動で使っているかも大切です。


同じ知識や能力を持っていても、それを人を助けるために使う人もいれば、人を見下すために使う人もいます。能力そのものより、その能力をどのような意識で使っているのかによって、周囲へ与えるエネルギーは全く違って来ます。


人は感情を持つ生き物です。基本的に、感情を害するような態度を取る人、不調和な状態を作る人とは、距離を置きたいと思うのが自然です。自分に置き換えてみれば分かることです。気分を害するようなことをされても尚、その相手に自ら近づきたいと思いますか?職場だからといっても、結局そこにいるのは人なわけですから。あまりにも感情面重視では困りますが、人には感情があるということを念頭に置いておいて損はありませんよ。


そして、いつも仕事で関わっている人には、感謝することが重要です。それが、関係がスムーズではない人や、関係がギクシャクしている人であってもです。何かを手伝ってもらったならば、尚のことです。「あいつはいつも、私を見下した態度を取るから、感謝なんかしたくない」そう思うこともあるかもしれません。


しかし、感謝するということは、その人の全てを認めることではありません。その人がした具体的な行動に対して、「そこは助かりました」と伝えるだけです。相手の全てを好きになる必要はありません。嫌な部分がある相手であっても、役に立った行動があれば、その部分に感謝することは出来ます。


人を完全な善人か、完全な悪人かのどちらかだけで見ると、人間関係は極端になって行きます。「あの人は嫌な人だから、何をしても嫌な人だ」と決めつければ、相手の普通の行動や親切な行動まで、悪意として受け取るようになります。そして、こちらの態度も硬くなり、その硬さが相手へ伝わり、関係がさらに悪くなって行きます。


それでは、いつまで経っても、同じ場所をぐるぐる巡っているだけになってしまいます。出会う人、出会う人、毎回同じようなタイプの「嫌な人」と出会って行くことになるでしょう。そして、同じような「嫌なこと」を繰り返して行くのです。


自分が発している波動は、自分が出会う人々や、自分が居続ける場所にも影響していると私は思います。自分が常に誰かを疑っていれば、疑い合う関係が出来やすくなります。自分が相手を敵だと見ていれば、その緊張は相手へ伝わります。


反対に、必要な節度を持ちながら、穏やかに相手を見ることが出来れば、相手との間に流れるエネルギーも変わって行くでしょう。もちろん、全ての出来事が自分の波動だけによって作られているとは思いません。相手には相手の意識がありますし、偶然もあります。自分にはどうすることも出来ない環境もあるでしょう。


しかし、似たような人間関係が何度も繰り返されるのであれば、自分がどのような波動を発し、どのような場へ出向き、どのような人と繋がりやすいのかを一度見てみる価値はあると思います。職場の人間関係は、個人と個人だけの問題ではありません。


そこにいる人々が、互いに意識や感情を伝え合いながら、一つのエネルギーフィールドを作っています。経営者や上司だけが、その場を作っているわけでもありません。そこにいる一人一人の言葉、態度、感情、相手を見る意識が、少しずつ場の波動へ加わっています。


誰かを見下せば、その波動が場へ加わります。誰かの失敗を笑えば、その空気が場へ残ります。反対に、誰かの仕事へ感謝し、必要な時に助け、互いの領域を尊重すれば、その意識も場へ加わって行きます。


会社や職場のエネルギーフィールドというものは、どこか外側から突然与えられるものではありません。そこにいる人々が、毎日の振る舞いによって作り続けているものなのだと思います。自分が会社に不満を持っているのであれば、周囲を批判する前に、自分がその場へどのようなエネルギーを加えているのかを、一度見てみても良いでしょう。


自分が場を変えることも出来ます。たった一人の穏やかな振る舞いによって、場の空気が少し変わることもあります。誰かが丁寧に挨拶を始めれば、それが周囲へ広がることもあります。誰かが感謝を伝えれば、別の誰かも感謝を伝えやすくなります。


人の波動は、周囲へ影響します。だからこそ、自分がどのような波動を発するのかは、自分で選んだ方が良いのです。職場の人間関係について焦点を当てましたが、今回書いたことは、職場に限らず、全ての人間関係について言えることだと思います。


人間関係を築くとは、誰にでも好かれることではありません。自分を消して、相手に合わせることでもありません。相手と自分の領域を尊重しながら、必要な言葉を伝え、相手の反応を見て、少しずつ関係を作って行くことです。


必要な時には感謝を伝え、必要な時には断り、必要な時には距離を取る。そのような節度を持ちながら、互いに良い波動を交換出来る関係を作って行くこと。それが、職場における信頼関係なのではないかと思います。


セッションを行なっていて、意外と人間関係について知らない人もいるものだなと思い、今回はちょっと趣を変えて書きました。


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