意識の周波数で引き合うもの
更新日:8月10日

オーラへの憑依と貼り付きの違い
意識の周波数で引き合い、混じり合う。
この夏も、日々のセッションを通じていろいろなものを観させていただき、考察する機会を得られていることに、心より感謝しております。その中でも特に気になったのが、肉眼には見えないネガティブなスピリット(霊体)に憑依されやすい人についてです。
憑依されやすいお客様がセッションにお越しになった時には、必ずと言っていいほど「どうしたら憑依されないようになりますか?」と聞かれます。ただ、これはひとことでお伝え出来るようなものではありません。
私がこれまで見てきた中では、その人が長い時間抱えている意識状態と、似たような質や周波数を持つスピリットが引き合っているように見えることがあります。
その意識というのは、多くの場合、恐れや怒り、不安、恨み、執着など、比較的重いものです。ただし、ここは誤解していただきたくないのですが、ネガティブな感情を持ったからといって、それだけですぐに憑依されるという意味ではありません。人間なのですから、怒ることも悲しむことも、不安になることも当然あります。私が言っているのは、そのような意識の中に長期間とどまり続け、それがその人の普段の意識状態のようになっている場合のことです。
ネガティブな意識のスイッチをONにしたまま長い時間を過ごしていると、憑依とまではいかなくても、オーラの表面や周辺にネガティブなスピリットがたくさん貼り付いているように見えることがあります。こちらの方は、セッションでも非常によく見受けられます。
これって憑依なの!?
よく、霊感の強い人が誰かを見て「あの人、2体の霊に憑依されているよ〜」などと言うことがありますが、私がセッションで見ている状態の分類では、それは必ずしも「憑依」とは限りません。オーラの表面やその周辺にスピリットが貼り付いているだけ、という場合もあります。
私が「貼り付き」と「憑依」を区別する時には、単純に数だけを見るのではなく、そのエネルギーがオーラの表面に留まっているのか、それとも内部まで入り込んでいるのかを見ています。
オーラの表面に貼り付いているだけの場合には、2体、10体、場合によっては数十体ほど見えることもあります。ただし、それらはまだオーラの内部までは入り込んでいません。
ですので、「何体いるのか」という数だけを見て、状態が重いとか軽いとかを判断することは出来ないのです。数が多くても比較的表面に留まっていることもありますし、反対に数そのものはそれほど多くなくても、かなり強い質を持ったものが深く入り込んでいるように見えることもあります。
貼り付いている数が多かったり、エネルギーそのものが強かったりすると、外から見ただけでは憑依との区別がつきにくいこともあります。そのため、私はオーラの表面からそれらのエネルギーを外す作業をしてみて、外側から剥がれていくのか、それとも内部にまで入り込んでいるのかを見ながら判断しています。
一方、私が「憑依」と呼んでいる状態の場合には、スピリットのエネルギーがオーラの内部まで入り込み、その人自身のエネルギーとかなり近いところに存在しているように見えることがあります。私がこれまで見てきた中では、10体前後から、場合によっては数十体ほどのエネルギーが内部に入り込んでいるように見えるケースもありました。
ただし、ここでもやはり数だけでは判断出来ません。入り込んでいるスピリットのエネルギーの質によっては、数が多くてもそれほど重く感じられないことがあります。そのため、一見すると単なるオーラへの「貼り付き」のように見えてしまうこともあるのです。
オーラのエネルギーが重い・・・。
オーラの表面に貼り付いているスピリットや、オーラの内部に入り込んでいるスピリットの質によって、その人のオーラ全体から感じる重さもかなり変わります。
クリアーな状態に比べれば重いものの、「これだけ入っているのに、意外と重くないな」と感じることもあります。一方で、非常に攻撃的だったり、強い念や執着のようなものを持っていたり、私から見るとかなり重く感じられるエネルギーの場合には、数がそれほど多くなかったとしても、オーラ全体に強い重さを感じることがあります。
これまでにも、もの凄く重いオーラを持つ人を何度か見たことがありますが、そのような場合には、強烈にネガティブなエネルギーを発している存在が数多く貼り付いていたり、オーラの内部に入り込んでいたりすることがありました。
つまり、私が状態を見る時には、「数」「エネルギーの質」「どのくらい深く入り込んでいるのか」というものを、それぞれ別々に見ています。この3つは似ているようで、実際には別の要素なのですよね。
そして、私が特に気をつけた方が良いと思うのは、こうした状態が長く続くことです。
長期間そのままにしていると、次第に数が増えていったり、表面に留まっていたものがより深いところへ入り込んでいくように見えることがあります。それと同時に、本人の感情や思考と、外から入って来ているように見えるエネルギーとの境目が、少しずつ曖昧になっていくこともあります。
本人は「これは自分が考えていること」「これは自分が感じていること」と思っていても、私から見ると、本人本来のエネルギーとは少し違う質のものが混ざっているように感じることがあります。言ってみれば、自分自身の意識と、スピリットが持っている意識やエネルギーが、部分的に混じり合っているような状態です。
ただし、ここも非常に大切なところですが、自分の中に嫌な考えや感情が出て来たからといって、それを何でも「外から来たもの」「霊のせい」と考えるのは違うと思っています。自分自身の中にある感情や思考として、きちんと向き合った方が良いものも当然あります。
だからこそ私は、「自分自身の普段の状態を知っておく」ということも大切だと思っています。普段、自分がどのように感じ、どのように考え、どのようなエネルギーの状態でいるのかをある程度分かっていれば、「これはいつもの自分とは少し違うな」と気づきやすくなります。
この「自分自身を知っていること」は、見えないものを必要以上に恐れないためにも大切です。何でも外側の影響だと考えるのではなく、自分のものは自分のものとして受け止め、それとは質の違うものが混ざっている時に初めて、「これは何だろう」と冷静に観ることが出来るからです。
そして、私がこれまでセッションで見てきた中では、一度オーラの内部まで深く入り込んでしまったエネルギーは、表面に軽く貼り付いているものほど簡単には離れていかないように見えることがあります。
そのため、憑依のような状態になっている場合には、出来るだけ早めに対処した方が良いと私は思っています。表面への貼り付きであっても、長い間そのままになっていると、次第に深く入り込んでいくように見えることもあるので、こちらも注意が必要です。
反対に、オーラに一時的に付着して、しばらくすると自然に離れていくものもあります。それはスピリットと呼ぶほどのものではなく、ごく軽い邪気や、他人から受け取った感情、念、意識などであることが多いように感じます。
ですので、ひとことで「霊がついている」と言っても、実際にはその状態も、エネルギーの質も、深さもかなり違います。そして、その違いを見ないまま全部を同じ「憑依」という言葉で括ってしまうと、本来は異なる状態が同じもののように見えてしまうのだと思います。
そして冒頭の「どうしたら憑依されないようになりますか?」という質問についてですが、私はやはり、自分自身の意識状態を整えていくことが一番大切なのではないかと思っています。
ネガティブな感情を持ってはいけない、という意味ではありません。誰にでも怒りや悲しみ、不安はあります。
大切なのは、その感情が自分の中に出て来た時に、それを無理に消そうとすることでも、「こんなことを考えてはいけない」と押し込めることでもありません。「私は今、怒っているんだな」「私は今、悲しいんだな」「私はこれが怖いんだな」と、まずは自分自身で認識することなのだと思います。
感情を感じることと、その感情の中に長期間住み続けることは、全く同じではありません。
怒りを感じることがあっても、その怒りを何ヶ月も何年も繰り返し反芻し続けなくて良い。悲しみがあっても、その悲しみだけが自分の全てになる必要はありません。
なぜそれほど怒っているのか。なぜその出来事を何度も思い出してしまうのか。何に傷ついているのか。その奥を観て、必要な部分を癒し、もう必要のなくなったものを少しずつ手放して行く。
そうすることで、自分自身のエネルギーの中に、長期間同じ重い状態を固定しておかなくて済むようになるのだと思います。
そして、もう一つ私が大切だと思っているのが、「自分の中心へ戻ること」です。
外側の人や出来事に振り回され続けている時というのは、自分の意識の多くが外へ出てしまっています。誰かにどう思われているのか、あの人は何を考えているのか、どうしてあんなことをされたのか、これから何が起きるのか。そういったものばかりを追い続けていると、自分自身が今何を感じているのかという、一番大切なところが分からなくなってしまうことがあります。
自分が何を感じているのかを知り、自分自身の状態を観察し、必要な時には自分のところへ意識を戻す。そのような習慣がついて来ると、外から何かの影響を受けたとしても、それと自分自身を切り分けやすくなっていくように、私は感じています。
これは「何かが来ないように必死に防御する」ということとは少し違います。外側ばかりを警戒するよりも、自分自身のエネルギーをクリアーに保ち、自分の中心にいることの方が、結果として影響を受けにくい状態に繋がっていくのではないかと思っています。
そして、もし精神面や身体面に強い不調がある場合には、それを霊的な原因だけに決めつけるのではなく、必要に応じて医療など現実的な方法で状態を確認することも大切です。見えないものを扱うからこそ、見える現実の部分まで疎かにしないことが必要なのだと思います。
憑依されないために大切なのは、ネガティブなものを恐れ続けることではなく、自分自身の状態を知り、自分の中にあるものを整え、必要以上に重い意識の中へ長く留まらないこと。
そして、自分自身の意識の主導権を、出来る限り自分のところに置いておくことなのではないでしょうか。
このような世界って、本当にあるんですよ。
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