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人生の答え合わせは、ずっと後からやって来る

2023年11月30日
読了時間: 5分

更新日:8月10日


実は、良い悪いは始めから無いのだ


辛い状況にいる時、「どうして私ばかりが、こんな目に遭わなければならないの?」と頻繁に思うことがあるかもしれません。しかし、それにも必ず何かしらの理由があるようです。


その辛い時期からだいぶ時間が経ってから、「あの時の辛い状況は、このためだったのか!?」と驚かされるような発見が、ボロボロと出て来ることがあります。


もちろん、人生で辛い状況に陥るタイミングというのは、人それぞれに異なっています。そのため、人生の後半になっても、過去の辛い体験の意味が理解出来ないままでいることもあるかもしれません。


それでも私は、辛い状況に陥ることにも、何かしらのワケがあるのだと思っています。

私の場合は、30歳になるまでの時間が、人生の中で「試練」と呼ばれるような時期でした。


それは随分と長い時間でしたが、かなり後になってから、それらのひとつひとつに理由があったことを発見しました。


当時を振り返ると、どこからどう見ても「災難が上から降って来る!!」と言わざるを得ないような流れでした。


物事の発端となるエネルギーには、必ずと言っていいほど「因果の法則」が働いていると私は思っています。


ただ、私自身の過去をかなり深く振り返ってみると、それだけでは説明出来ないような出来事もありました。自分が何かをした結果として返って来た、と単純には考えられないようなことです。


そうしたものまで含めて長い時間軸で眺めてみると、その奥には、因果だけではない、さらに深いところから何かの意図が働いていたように感じました。それこそが「魂の計画」というものなのだと思いました。


もちろん、「魂の計画」という言葉については、以前から頭では理解していました。でも、自分自身の人生と結びつけて考えた時には、正直なところ、それほどピンと来ていませんでした。


ところが、過去に起きた出来事の理由をひとつずつ理解していくと、ピンと来るどころか、「なるほどなー!!!」と深く納得せざるを得なくなりました。


「あれがあったから、この考え方になった」「あの環境だったから、ここから抜けようと思った」「あの経験があったから、この能力を使えるようになった」「あそこで遠回りをしたから、今の場所に辿り着いた」そんなふうに、当時はただ辛いだけに見えていた出来事が、後になって別の意味を持ちはじめることがあります。


最初からその理由を知っていれば、辛い状況にいる時でも、もう少しラクになれていたかもしれません。


でも、きっと、最初から全部を知ることが出来ない理由というものもあるのでしょう。先に答えを知ってしまったら、その時に感じること、その中で選ぶこと、迷うこと、そこから身につけていくものまで変わってしまうのかもしれません。


そして、その辛い状況や、その状況の元になっている環境そのものが、後から振り返ると、その人にとって大きなプレゼントだったと気づくことがあります。


これは、「辛いことは素晴らしい」とか、「苦しい環境に感謝しなければならない」と言いたいわけではありません。辛かったものは辛かった。それでいいのだと思います。


ただ、その経験によって身についたもの、手放せたもの、気づいたこと、選べるようになったこと、もう二度と選ばないと決められたものなどを見ていくと、出来事そのものとは別のところに、大きな意味が残されていることがあります。ここに気づくためには、一見すると悪いと思われるような出来事にも、別の面があると捉えることが出来る意識が必要なのだと思います。


これは、こじつけをするように促しているのではありません。本当に物事には、良い面と悪い面の両方があるからです。


そして、これは目には見えないエネルギー的な観点からも言えることです。良い面と悪い面、2つの面とお伝えしましたが、実は本来は2つではなく、それらが統合された「1つ」だけなのだと思います。


本当は、エネルギー的にも1つなのですよ。


出来事そのものに、最初から「これは良い出来事」「これは悪い出来事」と札が貼られているわけではありません。


その時の自分の立場や、意識の状態や、時間軸によって、「良い」「悪い」と分けて捉えているだけなのかもしれません。


ある時点では完全に「最悪だった」と思っていた出来事が、10年後、20年後になって振り返ると、「あれがなかったら今の私はいなかった」と思うこともあります。


反対に、その時には「良いことが起きた」と思っていたものが、後になって見ると、必ずしもそうではなかったと分かることもあります。


そう考えると、私たちがその瞬間に下している「良い」「悪い」という判断は、物事のほんの一部分しか見ていないのかもしれません。


このようなものの捉え方をしていると、いろいろな場面で少しラクになれるのではないかと思います。辛いと思う状況にいる時、あえてその状況の「もう一つの面」を見てみることをお勧めします。


それがなかなか難しいことも、私はよく知っています。本当に辛い最中には、良い面なんて何一つ見えないこともありますし、無理やり探す必要もありません。


でも、ほんの少しだけ余裕が出来た時に、「この状況は、私に何を教えようとしているのだろう?」「私は、この経験によって何を選ばなくなるのだろう?」「逆に、何を選べるようになるのだろう?」「この状況の中にも、自分にとって何か一つでも良い面はあるだろうか?」と考えてみてください。その答えは、すぐには出て来ないかもしれません。


でも、何年も経ってから突然、「ああ、そういうことだったのか」と分かることがあります。


私自身も、そうやって随分後になってから理解したことがたくさんありました。そして、その瞬間、かつて「災難」としか思えなかった出来事が、人生の中で全く違う意味を持ちはじめるのです。 END




 
 
 

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