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4次元の先には、もっとラクな世界がある

2023年11月29日
読了時間: 10分

更新日:8月10日


4次元の先へのいざない

4年ほど前から、私のところに霊能者志望の方や、スピリチュアル関連のお仕事を始めたい、とおっしゃる方々が次々とセッションにいらっしゃるようになりました。


霊能系のお仕事をご希望されていた方々にはお伝えして来たのですが、4次元に関わるお仕事をするというのは、簡単そうに見えて、実は簡単ではありません。むしろ、とても危険な部分もあります。特に霊などに関わるお仕事については、かなり訓練を積まなければならないと思いますし、一度は4次元の波動に巻き込まれないところまで自分自身の意識を引き上げてからでなければ、安全に、そして適切に4次元の世界のものへ対処することは難しいと思います。これは私自身も散々経験して来ました。


この次元の事柄については、対処の仕方を間違えると、心身のバランスを大きく崩してしまうことがあります。かつて知り合いだった女性の中にも、そのような世界に深く関わり続けた末に、精神的にも身体的にもかなり辛い状態になり、活動どころか、ほとんど家から出られない状態になってしまった方がいました。もちろん、その方の状態について全てを霊的な事柄だけで説明出来るわけではありませんが、見えない世界に深く関わるのであれば、それくらい慎重であった方が良いと私は思っています。


なので、霊能系の皆様は特に、意識の波動をこれでもかというほどガンガン上げて行った方が良いと私は思っています。どの次元にとどまるかは、その人自身の選択でもあるように思えます。でも、もしそのような能力を授かってしまったのであれば、能力を使えることだけで満足するのではなく、その能力を扱う自分自身の意識も、同時に育てて行った方が良いのではないかと思うわけです。


なぜそのように思うのかというと、例えば、4次元に意識をとどまらせたまま霊能の仕事をしている人を頼って来た人々まで、その霊能者がとどまっている4次元の波動に引き込んでしまうことがあるからです。相談に来た人が、自分自身で考えたり感じたりすることよりも、霊能者の言葉や、見えない存在から伝えられた言葉を優先するようになってしまえば、その人自身の意識までそこへ固定されてしまうことがあります。


霊能力があることと、波動が高いことは、全く別なのですよね。


霊が見える、声が聞こえる、未来が見える、何かの存在と話すことが出来る。そのような能力があるからといって、その人自身の意識が高い場所にあるとは限りません。むしろ、霊能力だけが先に開いてしまい、自分自身の意識や心の浄化が追いついていない場合には、見えない世界から受け取るものに振り回されてしまうこともあります。


私は、能力というものは、それを扱う人の意識の状態によって、全く違うものになると思っています。同じものが見えていたとしても、それを恐怖として受け取るのか、絶対的なものとして信じ込むのか、それとも必要な情報の一つとして冷静に扱うことが出来るのか。その違いは、能力そのものよりも、その人自身の意識のあり方によって生まれる部分が大きいのではないでしょうか。


4次元って、そんなに良い場所ではないんですよね。


あらゆる事柄や感情面、エネルギー面などで浮沈を繰り返しがちですし、支配から抜けられなかったり、それゆえ、いつまで経っても自分自身を信じることが出来なかったりしがちなんですよ。誰かに答えを求め続けたり、見えない存在からの言葉を絶対視したり、自分自身の感覚よりも「誰かがこう言ったから」ということに引っ張られてしまうこともあります。

4次元的な世界に深く入り込んでしまうほど、自分自身の中心から離れてしまうことがあるのです。


ここで私が一番気をつけた方が良いと思っているのは、「見えないものが見えるようになるほど、自分が自由になる」とは限らないということです。むしろ、外側から来る情報を重要視し過ぎれば、自分自身の判断を手放してしまうことがあります。本来は、自分自身の人生を生きるために使うはずだった感覚まで、「あの存在は何と言っているのだろう」「これは何のサインなのだろう」と外側へ向け続けるようになってしまうこともあります。


だからこそ、見えない世界に関わる人ほど、主導権を自分自身へ戻しておくことが大切なのだと思います。何かが見えたとしても、何かを聞いたとしても、最後にそれをどう扱うのかを決めるのは自分です。見えない存在だからといって、必ず自分より高い意識を持っているとは限りませんし、何かを伝えて来たからといって、それに従わなければならないわけでもありません。


5次元の肉眼では見えない世界なんかも、結構エグいところはありますが、私の感覚では4次元の方がエグさは上回っています。恐れや執着、支配、怒り、嫉妬、依存など、人間の持つ重い感情と非常に近いエネルギーが多いからなのかもしれません。



何をすれば波動が上がるのか?

ところで、この「波動を上げる」というところに、多くの方が苦労すると思います。波動というのは、そう簡単には上がらないものなのです。


何をすれば波動が上がって行くのか?どうすれば早いのか?それは、意識の改善、トラウマの解放、あらゆる観念を手放して行くこと、そして、ありのままの自分に戻って行くことだと思います。


ただし、ありのままというのは、「これがありのままの私だから」と言って、ワガママを言って他人を困らせても良いというわけではありませんよ。他人に迷惑がかかる振る舞いまで、何でも「ありのまま」という言葉で正当化出来るわけではありませんのでね。


むしろ、ありのままの自分に戻るというのは、自分の中にある恐れ、怒り、嫉妬、依存、承認欲求、支配欲などを無理に消そうとすることでも、見ないふりをすることでもありません。それらが自分の中にあるのなら、まずは「ある」ということを認め、なぜそこにあるのかを観て、癒し、必要のなくなったものを少しずつ手放して行くということなのだと思います。


だから、波動を上げるというのは、無理やりポジティブになることとは全く違います。明るく振る舞って、ネガティブなものを心の奥に押し込めても、それは無くなったわけではありません。自分の中にあるものを丁寧に観て、余計なものを少しずつ外して行く。その結果として、自然に波動が上がって行くのだと思います。


ここで大切なのは、「高い波動の人にならなければ」と、新しい理想像を作り上げて、そこへ自分を無理やり合わせようとしないことです。それでは、今度は「波動が高くなければならない」という別の観念を増やしてしまうことになります。自分を何か別のものへ作り変えるというより、長い間身につけて来た恐れや思い込みや傷などを少しずつ外し、本来の自分を覆っていたものを減らして行く。その方が、私には自然に思えます。


トラウマを癒し解放したり、あらゆる観念を手放して行くうちに、自然の流れで、ありのままの自分に戻って行きます。そのような状態になると、無理に誰かに合わせたり、我慢して調和しようとしなくても、自然な形で他人とも調和出来るようになっていたりします。


また、あらゆる部分を癒し解放していくうちに、新たな視点を得たり、意識そのものが改善されていたりすることもあります。それも「こうならなければ」と頑張って変えるのではなく、意図せず自然な流れの中でそうなっていくのです。そんなこんなしているうちに、気がつけば波動も上がって行きます。


そのためには、自分の心の中を観続けて行くことが必要になります。


これは決してラクな作業ではありません。見たくない自分を見ることもありますし、「こんなものまで自分の中にあったのか」と驚くこともあります。でも、それをひとつずつ認識して、癒し、手放して行ったその先で得るもの、出会う世界と言ったら、もう、一言では表せないような素晴らしいものであり、見える景色がそれまでとは全く異なっていたりします。

そして、何よりもラクです。


誰かに支配される必要もなく、誰かの答えを待つ必要もなく、自分自身の感覚を信じることが出来るようになります。嫌われないように、間違えないように、誰かから認めてもらえるように、と常に外側を気にしていた意識が、自分の中心へ戻って来るのです。


私は、波動が上がるということの本質は、何か特別な能力を得たり、普通の人には見えないものが見えるようになることではなく、この「自分の中心へ戻って来る」というところにもあるのではないかと思っています。


外側に答えを探し続けなくても良くなる。誰かに認めてもらわなければ自分の価値が分からない、という状態から少しずつ抜けて行く。何かが起きるたびに、自分の外側に原因や答えを求めるのではなく、自分自身の意識へ戻ることが出来るようになる。


そこまで来ると、見えない世界との関わり方も大きく変わって来ます。


さらにその先にも段階はありますが、一旦ある段階へ到達してしまえば、一気に視界が開けたような感じがします。「ああ、今まで私は、この小さな世界の中だけで物事を見ていたんだな」と思うような感覚です。


そうなってしまえば、4次元でも5次元でも、以前のようにその世界に巻き込まれることなく、安全に、そして適切に対応することが出来るようになります。自分自身の波動がそこに引っ張られない位置にあるので、そこに何があっても、必要以上に恐れたり、同調したりしなくて済むのです。


そして、見えるものや感じるものを「絶対的な真実」として扱う必要もなくなります。情報は情報として受け取り、自分自身の中心を保ったまま、「これは今の私に必要なのか」「どこまで関わる必要があるのか」と判断出来るようになります。


波動も上がっている状態ですので、あとはその状態を保ちながら、さらに細かい部分の重荷、つまり、残っている観念や執着などを手放し続けて行くだけです。


スピリチュアル関連のお仕事にもいろいろな種類がありますし、中には、そこまで波動を上げなくても安全に対処していける内容のものもたくさんあります。


でも、霊能系や魔術を使うような人に関しては、それらに関わるエネルギーを慎重に扱っていかなければなりません。既に霊能力が開いていたとしても、それとは別に、自分自身の「波動」を上げて行った方が良いと私は思いますよ。


能力があることと、それを安全に扱えることは別です。


そして、能力が強い人ほど、能力そのものをもっと強くすることよりも、それを扱う自分自身の意識や器を整える方が重要になる場合もあるのだと思います。


たくさん見えることが、必ずしも成長ではありません。たくさん聞こえることが、必ずしも進化でもありません。その情報に巻き込まれず、自分自身で扱うことが出来るようになることの方が、ずっと大切なのではないでしょうか。


そしてこれは、別に霊能系のお仕事をする人だけの話ではありません。


嫌な人との関係を何度も繰り返してしまう人、嫌な出来事に巻き込まれることにうんざりしている人、いつも似たようなことで苦しんでいる人にも、自分の内側を観て、余計な観念を手放していくことをお勧め致します。


自分自身の波動が変わって来ると、不思議なくらい、それまで関わっていた人や出来事との接点が減って行くことがあります。


それは、世界中の嫌なものを自分の力で消したからではありません。自分自身が変わったことで、以前なら強く反応していたものに反応しなくなったり、以前なら入って行っていた関係へ入らなくなったり、自分が選ぶものそのものが変わって来ることもあるのだと思います。


世界を無理やり変えようとしなくても、自分自身がいる場所が変われば、目の前に現れるものも変わって行く。


4次元の先へ進むというのは、何か特別な世界を見ることではなく、本当は、自分自身の中にある余計なものをひとつずつ手放して、より本来の自分へ戻って行くことなのかもしれませんね。 END




 
 
 

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