身体へのヒーリングが、心の深いところまで届く時
更新日:8月10日

★この記事は2020年5月に「はてなブログ」で書いたものです。
先日遠隔ヒーリングをご依頼下さったお客様(Aさん)から、その後のご様子とご感想をメールで頂きました。どうもありがとうございます。そして、ブログへの掲載も快諾して下さったことにも感謝申し上げます。
Aさんは急に40度の熱を出されて、このような時ということもあり、新型コロナを疑っておりましたが、その後熱は下がったとのことで、まずは大事に至らず安心致しました。メールで頂いた内容は殆どそのまま掲載させて頂いておりますが、とても個人的な事や過去の事などは一部伏せてあります。夢の中で無意識の部分が癒されるということは結構あるものだと思いますが、今回Aさんはボディーのワークのみをお受け下さったのにもかかわらず、マインドのほうにも大きな変化があったとのことで、過去にあったご両親との間の出来事を癒すような夢を見られたとのことです。(その部分だけ伏せて記載させて頂いております。)
身体を対象として行ったワークなのに、心の深い部分が動き出すということは、私はそれほど不思議なことではないと思っています。私たちは日常では「身体のこと」「心のこと」「過去のこと」と分けて考えがちですが、実際にはそれらはそれほど綺麗に分かれて存在しているものではないのかもしれません。長い間心の奥に残っていた感情が身体の緊張として残っていることもあるでしょうし、反対に身体が緩んだことで、それまで押さえ込まれていた感情がようやく表へ出て来られることもあるのではないでしょうか。身体が休まることで、心の深いところにも「もう力を抜いても大丈夫」という許可が出るようなこともあるのだと思います。
Aさんからのご感想です。遠隔ヒーリングのお申し込みフォームには通信欄のようなものがあり、お申込み頂いた時にAさんからこのようなコメントを頂きました。拝読させて頂いた時に「まさか!」と思い、私はドキリと致しました。当時は新型コロナについて様々な情報が出始めていた時期でもあり、40度という高熱に加えて肺の辺りにも違和感があるとのことでしたので、私も非常に心配しました。
『実は、私も2日前から急に悪寒がするなと思ったらあっという間に40度まで上がり、今日は少し下がってきたのですが、もうコロナかもしれない、と思っています。昨日は起きてるか寝てるかも分からないくらい朦朧としていました。
今までの風邪と違うところは、中々熱が下がらないことと、何となく肺が痛い気がするところです。明日も発熱が続くようなら、検査を受けることも考えなくてはいけません。昨日よりは自分もしっかりしてきたのですが、やはり頭痛や咽頭痛はずっとあり、肺の辺りの痛みも怖くなってしまったので、ワークをして頂けないかと思い申し込みました。
どうぞよろしくお願い致します。』
Aさんはきっとお身体がとてもつらいだろうと思ったため、出来る限り早めに遠隔の予定を組みました。一番最初に、その時のAさんの身体の中が見えて来ましたが、その時、喉から気管支のあたり一面に赤い点のようなものがたくさん散らばっているのが見えました。ちなみに、先日書いた新型コロナに罹ったNYの友人の時には、直腸の辺りにたくさんの黒いつぶつぶのようなものが見えていたため、私の感覚としてはそれとは少し違う印象を受けました。
ただし、これはあくまでもワーク中に私に見えたものの違いであって、医学的に病気の種類を判断出来るという意味ではありません。ですから、見え方だけで「大丈夫」と決めることはせず、油断せずに丁寧にしっかりとワークを行いました。そして、ワークを終えた翌日にAさんから再びご連絡を頂きました。(ちなみに文中の「水野さん」というのは私の事です。)
おはようございます。遠隔ワークをして頂きありがとうございました。
やはり喉の周りが赤くなってたんですね。咽頭痛がずっとあるのと、耳の下から首にかけてのリンパの腫れが今回はすごく強くて、上を向くと痛いくらいでした。でも、今朝起きたら昨日まであった喉の痛みがだいぶ和らいでいました!
また、ひどかった頭痛も嘘みたいに無くなり、食欲もお腹は空くのに気持ち悪くて食べられないという状態が4日間続いていたのですが、朝からお粥を沢山食べられたんです。食べるときにも喉の痛みは全然感じませんでした。久しぶりに美味しかったです。ご飯を食べられないことも辛かったので、食べられるようになってホッとしました。
コロナに罹った方とは違う感じとのこともありがとうございます。この時期なので、色々と心配してしまいました。一応コールセンターに相談もしたのですが、熱も下がっているので自宅で過ごして大丈夫でしょうとのことでした。遠隔ワークの印象からも違う感じと言って頂けて、とても安心しました。長くなってしまったのですが、昨日は何となく感じたことがあったので送りますね。
昨日の夜はもう休んでいたので夢うつつですが、温もりのある球体の光の中に包まれてる感じがありました。その中で幸せだな~と浮いていた感じがします。その前後は、昔の色んな思い出に繋がる感情が出てきて、寝ながら涙が出てきたりしました。小さい頃から高校生くらいの自分が両親に言われたりされたりして嫌だったことを、ちょっと許せる気がするというか、なんか大きなことが癒された感じがありました。
風邪でボディーのワークを受けたのに、大きな癒しも体感することが出来ました。身体がとても軽く、心身ともにスッキリした感覚があります。本当にありがとうございました。
なんだか色々と断捨離したくなり、整理整頓しようというやる気が出てきてます。昨日までグニャーとしていたので元気が出て嬉しいです。まだまだコロナには気をつけていかないといけませんが、公園や図書館の制限は解除されるみたいで世の中も明るい方向に変わってきたなーと思いました。水野さんもお忙しいと思いますが、応援しています。いつも受けるたびに新しい学びをありがとうございます。また機会があれば、よろしくお願いします。
お申し込みを頂いた時はとても心配しておりましたので、大事に至らなくて本当に良かったです。そして今回、私が特に印象的だったのは、症状が楽になったというご報告だけではなく、「温もりのある球体の光の中に包まれていた」「幸せだな~と感じていた」という体験と、その前後に過去の感情が次々に出て来たということでした。
エナジーフルーエンスのワークなどでもそうですが、対面と遠隔のどちらの場合も、このシリーズのワークを行った時に、お客様の多くが口を揃えておっしゃることの一つが、「自分の周りにたくさんの光が見え始めた」「自分自身が光に包まれるような体験をした」ということです。もちろん全員が同じ体験をするわけではありませんし、何も見えない方もいらっしゃいます。しかし対面ワークの場合では、「ワーク開始から暫くして、眠りに入りそうなまどろんでいるような状態になり、光が見えて来た」とおっしゃる方や、「私が手を当てた瞬間から、目を閉じた状態で光が見え続けた」とおっしゃる方もいます。この「光が見える」という共通した体験が何を意味するのか、私はとても興味深く感じています。
そして、Aさんが対面でワークを受けに来て下さった時は毎回、ワークを受けている最中に次第に両方の口角が上がって来て、ワーク終了までずっと笑顔になっていらっしゃるのです。Aさんのように自然に笑顔になる方もとても多いのですが、その時のオーラの状態を言葉で表すとしたら、私は「至福」という言葉が一番近いように思います。何か嬉しいことを考えて笑っているというよりも、もっと深い部分が安らいで、普段表面に出ている思考や緊張が静かになっているような感じです。深い瞑想状態に入った時のような状態なのかもしれません。
私たちは普段、「自分」というものを、頭の中で考えている自分だと思って生活しています。けれども、その下には自分でも普段は触れることのない大きな無意識の層があります。そこには、忘れたつもりになっている記憶や、当時は処理し切れなかった感情、言いたかったけれど言えなかったこと、悲しかったけれど泣けなかったことなどが、まだ残っていることがあります。それらは意識の上から消えているからといって、完全になくなっているとは限らないのだと思います。
今回Aさんが送って下さったご感想の中にもあったように、深い無意識にアクセスされたのかな、と思われるような体験をされるお客様は非常に多くいらっしゃいます。半覚醒状態の中で自分を守ってくれる存在に出会われる方もいれば、過去の場面をもう一度見る方、涙が自然に流れる方、何とも言えない安心感の中に包まれる方など、本当に様々です。
ただ、私は「私がその人を癒している」という言い方には、少し違和感があります。もちろん私はワークを行っていますし、そのためにエネルギーを使っています。けれども、その先で実際に何を受け取り、何を手放し、何に気づくのかということは、その方自身の内側で起こっていることだからです。私はどちらかというと、その方が本来持っている回復する力や、自分自身の深いところへ戻って行く力が働きやすい状態を作るお手伝いをしている、という感覚に近いのかもしれません。
人には、自分でもまだ知らない自分自身の領域があります。頭では「もう終わったこと」と思っている出来事が、心のもっと深いところではまだ終わっていなかったり、逆に長い間どうしても許せなかったものが、ある時突然「もういいかな」と感じられるようになることもあります。癒しというものは、何かを無理やり忘れることでも、嫌だった出来事を「良い出来事だった」と書き換えることでもありません。その出来事を思い出しても、もう以前のようには自分のエネルギーを奪われなくなること。私は、それもまた一つの解放なのではないかと思っています。
そして、そのような解放が起きた後に、「部屋を片付けたくなった」「不要なものを捨てたくなった」「急に何かを始めたくなった」という変化が出て来ることがあります。今回のAさんも「色々と断捨離したくなり、整理整頓しようというやる気が出てきた」と書いて下さいましたが、私はこれも面白いことだと思っています。内側で何かが整理されると、外側の世界まで整理したくなることがあります。反対に、心の中にたくさんのものを抱えている時には、現実の生活でも何かを手放すことが難しくなることがあります。内側の状態と、目の前に作られて行く現実というのは、私たちが思っている以上に連動しているのかもしれません。
ご自身でご自分の内側を旅され、そこで癒しを見つけ、その後の日常の中で新しい気づきを得て、少しずつ古いものを解放して行く。そしてひとつずつ解放されるにつれて、自分の選択や反応が変わり、その結果として立ち現れる現実もまた少しずつ変化して行く。私はヒーリングの面白さというのは、単にワークを受けている時間だけにあるのではなく、その後の日常の中で始まって行く変化にもあるのだと思っています。
何か大きな奇跡が起きることだけが「変化」ではありません。今までなら腹が立っていたことに、それほど反応しなくなった。ずっと手放せなかった物を、何の抵抗もなく捨てられた。人に対して言えなかったことを自然に言えるようになった。昔の出来事を思い出した時に、以前ほど胸が苦しくなくなった。こうした小さな変化の積み重ねの中にこそ、その人のエネルギーが本当に変わったことが現れる場合もあるのだと思います。
ヒーリングという形で人々のお役に立てること、そして人がご自分の内側にある力を思い出して行く、そのような時間に関わらせて頂けることに心から感謝しております。Aさん、このたびはどうもありがとうございました。お身体がお元気になられて本当に良かったです。そして、この時に起きた身体と心の両方の変化が、Aさんにとってまた一つ、ご自身を深く知るきっかけになっていれば嬉しく思います。 END



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