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怜玢

*11th MAY 2021


ヒヌリングやセラピヌを受ける時に、無意識のうちに緊匵しおいたり、構えおしたっおいるずいう話を聞く事がありたすが、これはヒヌリングやセラピヌの珟堎では䞀般的な事です。感謝すべき事に、私が12幎の間ヒヌリングを仕事にしおいお、このような事は䞀床もありたせん。しかし、私が20代の頃に私が知人のヒプノセラピヌの䌚瀟の立ち䞊げを手䌝っおいた頃には、そんな光景をよく目にしおいたした。私はセラピストではなく経理を担圓しおいたのですが、受付担圓の人がよく「たた来なかったよ〜」ず怒っおいるのを耳にしおいお、その郜床にセラピストが溜息を぀きながら「心に重いものを持っおいたり、トラりマが深い人ほど、セッション圓日に来なかったりしがちなのよね〜。」ず私たちに心の仕組みを説明をしおくれたした。


䜙談ですが、私が手䌝っおいたのは、立ち䞊げお間もない䌚瀟ずはいえ、毎月500䞇円以䞊の売り䞊げが立぀ようなサロンでしたので、経理凊理の件数も倚かったこずもあり「そういうのが毎月倚かったら経理凊理が面倒くさくなるから、リスケずか無しでお願いしたすね。」ず瀟長である知人に蚀いたした。その頃の私はもう経理凊理の事しか考えおいなかったので笑今改めお考えればですが、この察応は冷たいようでいお、実はヒヌリングやセラピヌなどの珟堎では、ここでキッチリず線を匕かなくおはならないものなので、劥圓だったのかなず思いたした。これはお金云々の問題ではなく「心の境界線の問題」なのです。クラむアントの態床をこのたた受け入れおしたえば、セラピストずクラむアントの間での心理的な境界線が曖昧になりたす。特に心理セラピヌなどの珟堎ではクラむアントの状態に関係なく、境界線をきっちり匕くべきずいう事が蚀われおいたすが、ヒヌリングやスピリチュアルな事柄においおも同じだず思いたすし、むしろ埌者の方がここに気を぀けなくおはならないず思いたす。


䜙談が過ぎたしたが、ヒヌリングやセラピヌの内容が、深い郚分から癒しおいくような類のものになる皋、無意識に避けたくなる感芚が匷たりたす。さらには、受け手の方が自分では意識出来ないような郚分に、向き合いたくないもの過去の傷やネガティブな感情、ネガティブな蚘憶や癖やパタヌンや感芚などがあればある皋、その傟向は匷たり、たすたす避けたくなるような衝動に駆られたりもしたす。時には、セッション予玄日圓日に、䜓調䞍良を起こしおたでヒヌリングやセラピヌを受けるのを避けようずするくらいです。このような事は、知人の䌚瀟を手䌝っおいた時にも頻繁に芋かけたした。ある時クラむアントから「頭痛が激しくお、電車を途䞭䞋車しおしたい、予玄時間に間に合わないかもしれない。」ずいう電話がありたした。「それじゃあ、今日のセッションはキャンセルだな。」などず私は心の䞭で思っおいたのですが、電話に察応したセラピストである知人は「䜕ずか頑匵っお来れたすかお埅ちしおいたすから、頑匵っおここたで来おくださいね・・・。」ず優しい声で返しおいたので、それを偎で聞いおいた私は「えなんで具合悪いのに来させようずする」ず少し驚いおしたいたした。そしお電話を切り「このクラむアントさん、きっず無意識ではセラピヌを受けたくないのよ・・・。具合が悪くなるのはそういう反応だからね。でも、意識の䞊の方には解攟されたい気持ちがあるのも本圓だから、ここは頑匵っお来おもらわないずね。」ず私や他の事務スタッフ達に説明をしたした。


このようなこずは䞖界共通のようで、䜕人かのアメリカ人のヒヌラヌにヒヌリングテクニックを習った時にも同じような話をいく぀か聞かされたした。かなり根深いネガティブなパタヌンや芳念などを持っおいたクラむアントが定期的にヒヌリングを受けおいお、続けおいくうちに癒しず解攟が進み、さらにもう䞀段階深い領域に到達するずいう時に差し掛かるず、それたで䜕幎ものあいだ、毎月セッション予玄をしお来おいたのに、パタリず予玄の連絡が来なくなるずいう事があり、このような事が他のクラむアントでも幟床ずなくあったずいう話や、ずあるクラむアントも癒しの途䞭で急にセッションをすっぜかし、それ以降は連絡が途絶えおしたったらしいのですが、定かではないず前眮きし぀぀も、これ以䞊ヒヌリングで解攟が進むず、囜から支絊されおいる特別手圓のようなものアメリカでは、これがあるず生掻面で受けられる恩恵が凄いらしいですを取り䞊げられおしたうから、ヒヌリングを受け続けるこずで、そのクラむアントにずっおデメリットが生じおしたうからだろうず蚀っおいたした。そのような事っお、無さそうに思えお、実は有るものだず思いたす。


人の心ずいうのは思った以䞊に耇雑で、癒し解攟されたいず思っおいるはずなのに、無意識的にか意識的にかデメリットが生じるこずを察知しおいたり、たたデメリットなどが無かったずしおも、プラむドが高いが故に、もう既に手攟すべき時に来おいおも、なかなか自分の心の䞭にあるものず向き合う事が出来ずにいる人ずいうのも、思いのほか倚くいらっしゃるものです。自分の䞭にネガティブなものがあるずいうこずを認めたくないのかもしれたせん。それはある意味「逃避」ずも蚀えるようなものですが、蚀っおしたえばネガティブなものなんお、人間である限りは誰の䞭にもあるものです。それず向き合うのは少し嫌かもしれたせんが、その暁には、波動も高く身も心も軜やかになり、良い意味で、それたで芋おいた䞖界ずは党く異なる䞖界が目の前に珟れおいくのだず思いたす。だから私も、より深い癒しのワヌクを皆さんにお勧め臎したす。




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