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平和への道


ウクライナへの寄附をどこにしようか迷っていましたが、ウクライナ人の知人が、一旦避難した先のルーマニアには留まらず、しかもポーランドではなくて、ドイツまで車で避難すると決めたようなので、彼女に直接ユーロを送りました。既にハンガリーに入国したそうで、もうすぐオーストリアだそうです。ウクライナって年収が50〜75万円くらいで、高給取りでも230万円くらいなのだとか。それに対してドイツの平均年収は750万円です(具体的な金額の話を嫌がる人もいるかもですが)ちなみにポーランドは180万円ですので、ドイツではなくポーランドへの避難を選ぶ人が多いのは貨幣価値の件が関係しているのかもしれませんね。難民支援があるとしても、ウクライナ人がドイツで新しい暮らしを始めるのは、最初がとても大変そうです。彼女は最初は遠慮していたのですが「ドイツではお金がかかるから生活費の足しにして」と受け取って貰えるよう伝えました。ウクライナでは暮らすのに十分な金額を送りましたが、ドイツではそうも行きませんのでね。



そしてこの後、ウィーンの近くを通ってミュンヘンに行くようですが、ドイツ南部は英語が通じないので、ミュンヘン郊外在住の、英語が通じる知人のドイツ人女性に繋げました。というか、偶然そのような人が私の身近にいたのも不思議です。



ここからは日を跨いで書いておりますが、彼女がドイツに到着した翌日、日本の午前中にテレビ電話をもらいました。「早速お金が届いからお礼を伝えたくて」とのことでした。しかもその日は誕生日を迎えたそうで、私は、おめでとうの言葉を直接伝えることが出来て本当に嬉しかったです。そして「誕生日に人から(私のこと)こんなに深く愛情のこもった親切を受ける事ができるなんて、私は本当に幸せだよ」と言っていました。その時少し話したのですが、彼女の18歳の息子さんは、徴兵でウクライナから出る事が禁じられているとのことで、今も戦火の下で過ごしているそうです。大切に育てた自分の息子が命の危機に晒されているなんていう現実を目の前に、彼女が悲しんでいないはずはありません。それでも、自分は幸せだ、と堂々と言うことが出来るなんて、とても素晴らしいことだと思いました。



色々と家族の写真などを送ってくれて、私に家族を紹介してくれましたが、彼女の娘さんはなんとウイグル自治区にいるのだそうで、夫がウイグル人なのだとか。現在妊娠中で、ドイツで子供を産んで育てたいと希望しているそうです。しかし、夫がウイグル人であるということを理由に、中国がパスポートを発給してくれないとのことで、夫だけが外に出られないと言っていました。以前から私もずっと気になっていたウイグルに関することですが、あまり根掘り葉掘り一度に聞くのは、あまりにセンシティブな話なので、なんだか申し訳ない気がして聞くのを控えておきました。



彼女は今回私が送金したことについて、たくさんスクロールしなければならないほど感謝の気持ちを書いて伝えてくれましたが、4人でドイツに避難したことを考えれば、もう少し多めに送金してあげれば良かったかなとも思いました。「いつか会おうね、ドイツに遊びに来てね!そしてこれからも友達でいてね!」と言っていましたが、もちろんです!これから彼女とその家族が、ドイツで新しい生活をスムーズに送れるようにと心から祈ります。